[2002.11.08]
  よろめきの寓話


 ▼ロビイストが米政府のUFO調査資料公開を請求(WIRED NEWS)
  http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20021029203.html


 ときに,事実を覆す寓話も,存在する。

 元連邦議会職員で現在はロビイストのエドウィン・ロスチャイルド氏は政府に対し,UFO墜落現場で集めた秘密の証拠物件を開示するよう求めている。さまざまな裏事情がありそうだが,ロスチャイルド氏はUFOに対するメディアの懐疑的な見方が議論を台無しにしていると云う。

 現在のネットワークと米国政府によるUFOに関する情報の隠蔽は,密接につながっている。1952年に作成されたアイズオンリー書類であるマジェスティック12(MJ-12)文書は,経路不明のまま35年後に流出し,現在も都市伝説に似た不可解な領域の話として残っている(MJ-12文書.txt)。そのMJ-12文書を作成したメンバーの筆頭が,現在のウェブの原形とも云っていい「記憶の拡大構想(メメックス,MEMEX)」を示したヴァニヴァー・ブッシュだ。そしてそのブッシュに学んだのが,ザナドゥ構想を表したシオドア・ネルソン,ハイパーテキストを具現化したテッド・ネルソンである。現在のウェブの基礎理論に,この3人は欠かすことができない。

 ヴァニヴァー・ブッシュは,1930年代からMEMEXをあたため,1945年に発表した。1952年にMJ-12文書が作成され,そしてその後,インターネットは破格的なスピードで張り巡らされ,リアルワールドを覆すほどの力を持とうとしている。そこになんらかの寓話を想い馳せるのは簡単だ。なぜ,これほどまでにネットワークが深く,心底深く存在しているのか? まともな答えなどなさそうなこの問いは,UFO,地球外生命体の話を絡ませるのにちょうどいい。


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